国内FXの長・短所まとめ
国内FXと海外FXの違いをざっとまとめてみました。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
---|---|---|
スプレッド | 狭い | 広い |
スワップ | 高い | 低い |
レバレッジ | 最大25倍 | 最大3000倍 |
出金リスク | ほとんどない | 稀にある |
ゼロカット システム | ない | ある |
税率 | 分離課税で一律20% | 累進課税 |
これらを踏まえてメリットやデメリットなど、徹底的に国内FXについて分析していこうと思います。
もくじ
国内FX4つのメリット
さて早速、国内FXを選ぶメリットを紹介しましょう!
- 信頼性と安全性
- スプレッドが狭い
- 手数料が安い
- 税率は一律20%
これだけでは分かりませんね。(笑)
一つずつ詳細を書いていきます。
① 信頼性と安全性
国内FXは字面から分かる通り、日本国内のFX会社を指します。
つまり国内FX会社は、金融庁の管理下で日本の法律を守らなければなりません。
その為海外FXで疑われるような詐欺行為や、無許可運営の発覚による急な日本撤退といった被害を受ける確率が下がります。海外FXでも現在そのような被害はあまり聞きませんが、不安な方は国内FXを選ぶと良いでしょう。
② スプレッドが狭い
スプレッドの狭さは、国内FXのメリットの1つです。
FXに限らずですが、金融取引では買値と売値の差をスプレッドと呼びます。
ではスプレッドが狭いと何が良いのか?
実はこれ、取引コストに直接関わってきます。
スプレッドが狭いと取引コストが下がるので、お得にトレードできるということ。
次の③で引き続き解説しますが、スプレッドはFX会社が決めた取引コストだと考えてください。
FX業者はスプレッドをトレーダーから徴収することによって、自社の利益としているために、どのような通貨ペアでもスプレッドは発生します。しかし同じ通貨ペアでも業者によってスプレッドは狭い広いと違いがあり、通貨ペアでもそれぞれスプレッドは違ってきます。〈gemforex〉
③ 手数料が安い
ではスプレッドが狭いことで、どれくらいお得になるのでしょうか。
0.3銭:300円/日、1500円/週、9000円/月
0.5銭:500円/日、2500円/週、15000円/月
月間でもこれだけの差が出るということは、年間にすると・・・((((;゚Д゚))))ガクブル
さらに一日に何回もトレードするとなると、より手数料に敏感にならざるを得ないですよね。
④ 税率は一律20%
以下条件の場合、国内FXは20%の税金を納めなければなりません。
■ 給与所得者:FXの利益が年間20万円以上
■ 主婦/自営/学生/専業:FXの利益が年間38万円以上
自分の生活基盤となる収入がどこかによって、納税の条件も変わるんですね。
注意しましょう。
ただ海外FXよりは税金の支払い額を計算するのは楽だと思います。
海外FXの場合は累進課税なので、利益額に応じて計算が必要になるからです。
【デメリット】海外との違い4つ
もちろん何にせよメリットがあればデメリットもあります。
何となく国内の方が良いという理由だけで選ぶよりも、デメリットも受け入れた上で利用したいですね。
- レバレッジが規制されている
- 追証(追加証拠金)の発生
- プラットフォームが多い
- DD方式での注文
ではこちらも同じように4つご紹介していきます。
1) レバレッジが規制されている
国内FXの最大レバレッジは一律で25倍までと決まっています。
これは日本国内の法律によって規制されているもので、確かに株式投資の3倍と比較したら高いですが、海外の3000倍と比べたら低いです。
また一時は10倍まで下げる法案が提出されていたのですが、トレーダーの反対が大きく今のところ延期となっているよう・・・
2) 追証(追加証拠金)の発生
国内FXでは借金リスクを軽減させる為に、証拠金をある程度下回ると“ 強制ロスカット ”というシステムが作動するようになっています。
しかし!
恐ろしいのが、その強制ロスカットシステムが作動しなかったとき・・・
例えば金利の利上げ・利下げの発表 や 指標発表による不況の確認、大統領や中央銀行の要人による重要発言など。
こういった状況は、特に為替相場が激しく左右されます。
するとFX会社側でも強制ロスカットが間に合わず、顧客に対して追加の証拠金を支払わせる、いわゆる“ 追証 ”が発生するのです。
- これがもし海外FXだったら。
口座資金額以上の損失が出たら、その分はFX会社側が補填するという“ゼロカットシステム”により追証はなし。
3) プラットフォームが多い
FXの取引をする時のプラットフォームですが、国内FXの場合は各社独自のツールを用意しています。その為、トレーダーは各会社の口座ごとに、そのツールに慣れる必要があるでしょう。
その点海外FXは、基本的にどの会社も同じプラットフォームを用意してくれているので助かります。( ˘ω˘)
4) DD方式での注文
DD方式とは、トレーダーとインターバンクの間にFX会社が仲介して取引が成立することです。
海外FXのほとんどがNDD方式を採用しているのに対し、国内FX会社のほとんどがこのDD方式を採用しています。
なぜDD方式がデメリットになるかと言うと、FX会社が仲介する分思っていたより若干値がずれているという状況が起きるからです。
これは成り行き注文だけではなく、指値注文でも同様に起こります。

利用したいキャンペーン一覧
口座を開設するときに、
どこのキャンペーンが一番お得かな~?
なんて見比べたりするものですよね。
僕も色んなサイトを行ったり来たり(笑)
ということで、ちょっと国内FXのキャンペーンを一覧にしてみました。(2019年7月)
会社名 | 概要 | 条件 |
---|---|---|
DMM.com証券 | 1000名に10万円プレゼント | 新規口座で200lot取引後、抽選で1000名 |
外為どっとコム | 最大10万2000円CB | 新規口座に入金1万円以上 |
ワイジェイFX | 最大27000円CB | 新規口座に入金 |
セントラル短資FX | 最大33万円CB | 期間中50万通貨以上 |
マネー パートナーズ | ◎お試し資金1000円付与 ◎最大1万円CB | ◎マネーパートナーズnanoに申し込み1回以上の取引 |
ヒロセ通商 | ◎最大5万円CB ◎食品プレゼント | ◎抽選、口座番号ゾロ目獲得などの条件 |
松井証券 | 松井証券200ポイント分 | 新規口座開設 |
ソニー銀行 | 最大10万円プレゼント | 新規口座開設後、10万円以上入金。開設済みでも入金額に応じてプレゼント |
FXプライム by GMO | 最大1万円CB | スマホアプリで1回以上取引 |
個人的に注目しているのは、食品プレゼントもしているヒロセ通商のキャンペーンです。
すごく美味しそう・・・(^q^)

またどのFX会社の口座開設キャンペーンも、取引量に合わせたキャッシュバックになっているので、初月にガッツリ取引しないと旨味がありません。ただ、キャンペーンばかりに気を取られて結果的にトレード環境が自分と合わなければ意味がないですからね。注意したいです。
まとめ
さてここまでで、国内FXについての大枠をお話してきました。
何となく日本人だから国内FXの方が良いかなって思って口座開設する人多くないですか?
まぁ僕もそのうちの一人なんですが(笑)
でも今回調べてみて、国内より海外の方が優れてる点もやっぱりあるんだと勉強になりました。
ということで次は“海外FX”についても、まとめてみようと思います!
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