【海外FX初心者向け】
MT4をイチから解説
海外FXで取引しようと思うと、必ず目にするのが「MT4(エムティーフォー)」。
MT4とは、ほとんどの海外FX会社が採用している取引ツールのプラットフォームです。
・・・操作とか設定とか、む、難しそう(;´・ω・)
でも国内FXと違って、これをマスターすればどこでも取引できんじゃね?!
てことで今回は、このMT4についてまとめてみます!(笑)
もくじ
そもそもMT4とは
早速ですが、MT4はFX専用取引ツールとして2005年ロシアのMetaQuotes社(メタクォーツ社)からリリースされました。今では海外FX会社のほとんどが標準装備しているので、海外FXでトレードするなら必ず一度は触れることでしょう。
そのMT4の使い方はというと、
- 取引ツールとして
- 相場分析として
- 自動売買ソフト(EA)として
この上記3つがあります。
では具体的にどう使うのでしょうか。
取引ツールとして
ドル円やユーロドルといった各通貨ペアごとのチャートから、売ったり(BUY)買ったり(SELL)の取引ツールとしての役割があります。

相場分析として
「MT4の最大の魅力」と言っても過言ではないでしょう。
それが、MT4に搭載されている23種類の分析ツールと30種類以上のインジケーターです。
これらを使うことで、相場の値動きを敏感に察知し予想することができます。
初期状態でこれだけの分析ツールを利用できるのは、MT4のとても大きいメリットですよね。
ただ全てのツールを検証するのは難しいと思います。
でも既存にないインジケーターをダウンロードして追加設定も可能なので、自分仕様にカスタマイズできるのは強みでしょう。
自動売買ソフト(EA)として
モニターの前でジッとしている日々を過ごすと、一度はみんなこう思うのかもしれません。(笑)
そんな方の為にMT4では、自動売買ソフト(EA)をダウンロードし追加設定することが可能です。EAのダウンロードは無料でできるサイトもいくつかあるので、色々比較して使い易そうなのを選ぶと良いでしょう。
国内FXで採用されないワケ
これまでご紹介した通り、カスタマイズ性に優れ、分析ツールとしても有益な「MT4」。
海外FXではほぼ世界基準として採用されています。
しかし国内FXで取り扱いがある会社は、そう多くありません。。
なぜなんでしょう?(´・・`)
- OANADA Japan
- 楽天証券楽天FX
- 外為ファイネスト
- FXトレード・フィナンシャル
- EZインベスト証券
国内FXで採用されにくい要因を2つ、考えてみました。
- 理由① 注文方式の違い(DD方式)
- 理由② 国内FXのスキャルピング非対応
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由① 注文方式の違い(DD方式)
DD方式の場合、取引の際にFX会社が仲介する形になります。
その為FX会社ごとに自社開発のプラットフォームを用意し、それぞれのレートで取引するわけです。
つまり、自社開発のプラットフォームで不正があったとしてもそれが全て。
もともとDD方式は、呑み行為などの不正が可能な注文方式ですからね。
ということでDD方式を主に採用している国内FXでは、世界共通になりつつあるプラットフォームでは不正がしにくいという理由からMT4を取り入れていないのです。
理由② 国内FXのスキャルピング非対応
国内FXではスキャルピングという手法を禁止している会社が多いですよね。
特にMT4に既に搭載されている自動売買システム(EA)と狭いスプレッドを利用した高速売買には、対応できなかった時のリスクが大きいと予想されます。
これもDD方式から分かる通り、FX会社が取引の仲介をしている為です。
国内FXの手数料やスプレッドを選ぶか、海外FXの自由な取引を選ぶかは、こういったトレード手法で決まってくるでしょう。
動作不具合?ネットの反応
魅力的なMT4ですが、やはりデメリットや短所もあります。
それは動作の重さや不具合の多さ。
MT4が重すぎて開かないのです。
8年間使ったPCは限界みたいなんだけど。
そろそろ新しいの欲しいな💻— みの (@M0fmCeNVvdoua7S) September 11, 2019
最悪じゃ~~~~ MT4 client terminal の変更を許可したら フリーズしまくりで 動かなくなったし なんやねん
バックアップからデータ移行しても 同じやし まじうざい— 猫二朗 (@nekojirofx) September 9, 2019
2019年7月くらいに行われたMT4のアップデートのおかげで、それも少し軽減されましたがデメリットとして知っておいて損はないでしょう。
まとめ〈今後はMT5へ移行〉
どうでしたか?
MT4は長年使っていれば使っているほど、自分仕様のカスタマイズもできるとあって、使い易さに磨きがかかりそうですね!
でもこのMT4、メタクォーツ社が次作のMT5への移行を促している真っただ中。。(゜-゜)
公式サイトでは既にダウンロードできません。
これには、MT4が完成され尽くしたアプリケーションとなってしまった為に、メタクォーツ社も新しいグレードに刷新することができず収益性が保てないという事情もあるようです。ただMT4は各海外FX業者で改良され、あまりMT5に移行されることのないままの状態となっています。
これから海外FXを始めるという方は、是非MT5の方もチェックして使い慣れておくと良いかもしれませんね~(´・ω・)

コメントを残す